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1937年アメリカ陸軍航空隊はメーカーに対して単座、故高度防空用の迎撃戦闘機の開発を命じた。ロッキード社では高速とする為にエンジンを2基搭載の双胴機として開発した。これが1930年代に流行した双発戦闘機の開発競争の中で唯一の成功作と称されることとなるロッキードP-38ライトニングの誕生であった。多くの双発戦闘機が開発当初の目的とはちがった役割に転用される中で、最後まで戦闘機として全うできたのは明快なコンセプトとそれを支えるアメリカの技術力と双胴にする明快な理由(ターボチャージャー、インタークーラー等の収納)があったからである。また中央のパイロットが位置する胴体前面にはプロペラがないことから武装を集中できるという利点があった。ヨーロッパでは1942年8月に初の戦果をあげ、1944年頃にP-51、P-47が爆撃機護衛の主力となるまでよくその任務を果たした。太平洋戦線においても航続距離を活かして宗セインまで第一線で戦い続けた。
この画は40機撃墜の第二次世界大戦のアメリカのトップエース、リチャード・ボング少佐機をものです。機首に貼られたポートレイトは彼の婚約者マージョリーで美しき女性も画上で再現しています。航空機に描かれたマーキングとはいえ小池氏の画で女性が描かれることは珍しいことです。晴天の中を雲を遥か下に見て銀色の機体が飛翔しています。輝く機体からは高性能な愛機に対する自信をも感じさせます。製作年 : 1990
このプリントはアイボリー掛かった厚めのアート紙に原画と見間違うばかりの高精度の印刷で作品を写しとりました。まとわりつく空気の流れまで再現した機体、表情を持った雲、空気の層を透して見る地上など『小池繁夫』氏の描くアビエーションの世界を存分に楽しんでいただけます。
◇ イラストサイズ:400×315mm(原寸大)/アートプリントサイズ:625×453mm ◇ 特製専用ケースに入れ、折れ曲がらないよう強度十分な段ボールのパッケージで梱包しお届けいたします。